Do not live to eat!

ケントロピーゲ亜属のソメワケヤッコの導入と失敗

今回は初めてのヤッコを導入した話です。

ソメワケヤッコとの出会い

ソメワケヤッコは黄色と青の2色がとても綺麗な小型ヤッコです。
ショップに出かけるとたまに見かけるので、それほど流通量が少ないわけではないと思います。

ソメワケヤッコ

ヤッコは今まで飼育したことがなかったのですが、ソメワケヤッコにはいつか挑戦したいなと思っていました。
ただ、事前に調べた感じだとソメワケヤッコの飼育にはいくつかハードルがありました。

  • サンゴを突く可能性が高い
  • 餌付けが難しい

まず1つ目は、ソメワケヤッコはケントロピーゲ亜属と呼ばれる分類の小型ヤッコなのですが、ケントロピーゲ亜属のヤッコはハードコーラル、特に LPS は突っつく可能性がかなり高いようです。
うちの水槽は LPS だらけなので、この特性とはかなり相性が悪いです。

そして 2 つ目はソメワケヤッコの餌付けはヤッコの中でも難しい方ということ。
そもそも1度もヤッコを飼育したことが無いので、実際のところどの程度難しいのかわからないのですが、他の方のブログなんか見る限り、ヤッコの餌付けはなかなか難しかったりするようです。

ヤッコがサンゴを突く件への対応

これはたまたまなんですが、背面濾過水槽を自作したときに、実は一工夫していました。
(背面濾過水槽を作ったときの記事は こちら

このような感じで仕切り板を入れられるように、濾過スペースの前面側にレールを敷いておいたんです。
もともと微妙な広さのスペースだったんで、左側は全部濾過スペースにしてしまおうか悩んだんですが、セパレートできれば何かしら使いみちがあるんじゃないかなと思って、こんな風にしています。

水槽のセパレーター
アクリル板で水槽をセパレートできるようにしています
水槽のセパレーター
底砂まで刺してしまえば、動きません
水槽のセパレーター
水面部分もしっかりセパレートできています
水槽のセパレーター
濾過スペースの前面に端材を貼り付けて、セパレーターが入る溝を作ってあります

このセパレーターも、アクリル板を電動ドリルで穴あけして作りました。
この穴あけ作業がめちゃめちゃ大変で、全部の穴を開けるのに 3 時間は確実に費やしたと思います。

水槽のセパレーター
セパレーターの穴あけはかなり根気のいる作業でした

もともと何かを飼うためにこうしてたわけではないのですが、ソメワケヤッコをこの左側スペースで飼育すれば、サンゴを突かれることもないなということで、1 つ目の問題はクリアできそうです。

ヤッコの餌付けが難しい件の対策

これは飼ってみないことには何ともというところです。

が、実はソメワケヤッコの飼育は今回で 2 回目です。
1 回目は本当にダメでした。

1匹目は購入したショップでも冷凍エサを食べない状態(入荷したばかり)とのことでした。
ただ、特に病気になってしまっているような様子は無かったので購入することに。

ちゃんとエサを食べられるようになってから本水槽に移動させようと思っていたので、いつもどおり最初は別の水槽に入れました。
別水槽では濾過としてエーハイムのスキマー 350 を使っていたのですが、不幸にもこのタイミングで壊れてしまいました。
たぶんコンセントの断線かな。

スキマー350で水流を作って上げたかったんですが、代わりになりそうなものは無かったので、仕方なく以前に購入した水槽セットに付いていたブクブクを使うことにします。

導入時の水槽
ホームセンターで安く売っていた水槽セットで育てます
ソメワケヤッコ
ライブロックも一緒に入れておきました。ずっと隠れています

で、翌日から餌付けを開始です。
うちの水槽の魚たちには大人気な冷凍ブラインをソメワケヤッコにもあげてみました。
が、全く食べず、突きすらしません。
次の日も与えてみましたが、状況は変わらず。

そこで次の作成として、アサリを与えてみることにしました。
ヤッコとチョウチョウウオにはアサリを与えるのが鉄板(?)の餌付け方法らしく、ひとまず試してみます。

アサリには寄生虫とかいることがあるらしく、一度冷凍してから与えるのがいいそうです。
私も、一旦アサリをぱかっとあけて中身を取り出し、包丁で小さめに切ってから、再び殻に戻して冷凍しました。

与えるときは、凍ったまま殻ごと水槽の中に入れました。

ソメワケヤッコの餌付け
ソメワケヤッコのエサとしてアサリを投入

入れてすぐは全く興味を示さず、しばらく経つと2,3回突く様子を見ることができましたが、ちゃんと食べている感じはありませんでした。
ただツンツンしているだけという感じ。

しばらく冷凍アサリを与えていましたが、結局一度も食べている様子は確認できず、そのまま1週間ほどで衰弱して死んでしまいました。
これが一回目の失敗です。

なんで失敗したのかは明確ではないのですが、いつもライブロックの裏に隠れていたので、もしかしたら別水槽では落ち着けなかったのかもしれません。
隠れられるものが少なすぎたのかも。

で、2回目はそういったストレスがなるべく少なくなるようにしたいなと思い、別水槽ではなく最初から本水槽の隔離部屋に入れました。

ソメワケヤッコ
隔離部屋のソメワケヤッコ
ソメワケヤッコ

もともと水槽の中に入れていたコケまみれのライブロック(デスロック)が入っていたので、ときどきコケを突っついたりしています。
前回よりは怯えている様子はなく、隔離部屋を自由に泳いでいるので、今回はいけそうな気がします。

で、肝心の餌付けの方ですが前回同様に冷凍ブラインシュリンプを与えるも、見向きもせず。
また、冷凍したアサリも与えてみましたが、今回は突きすらしませんでした。

が、たまたま与えてみた冷凍のコペポーダは少し食べてくれました。
ひとまず何か食べてくれればと思っていたので、これはなかなか嬉しかったです!
ただ、ものすごく小さいコペポーダを少し食べてくれるようになっただけなので、まだまだ油断はできません。

そこで、次の作戦として他の魚がエサを食べているところを見てもらうことにしました。
たまたま近所のショップにネオンダムセル(デビルダムセル)がいたので、これを同じ隔離スペースで飼ってみることに。

ネオンダムセルとソメワケヤッコ
ネオンダムセル投入直後のソメワケヤッコ

ネオンダムセルは大きくなると結構性格がキツくなるらしく、このきれいな青いラインも成魚になるにつれてこれも黒っぽくなってしまうんだとか。

ひとまず水槽に入れた時点ではおとなしそうで、大きさもソメワケヤッコと同じくらいで、↑の写真のように仲良く泳いでいました。

が、ソメワケヤッコのしっぽのあたりをよく見てみると、なんだかギザギザしています。
これ、この時点では気づかず、後から気づきました。

ソメワケヤッコとネオンダムセル
ソメワケヤッコの尾びれがボロボロになっている

ネオンダムセルをいれた直後なので、ネオンダムセルにいじめられたわけではなく、もう既にボロボロだったということになります。
たぶん病気(尾腐れ病?)なのかな。この時点で淡水浴していれば結果は違ったのかもしれませんが、結局この後さらに尾びれがボロボロになり 3 日後くらいに突然弱って死んでしまいました。

2回目は運良くエサは食べてくれただけに、残念でなりません。
餌付けのことばっかり気にしていて、病気の対策を失念していました。
この隔離部屋はやはり水流が弱くて、メインの部屋からのゴミなどが溜まってしまう傾向にあるのが良くなかったのかもしれません。

これは水流ポンプを増設すれば解消できそうなので、水流を改善できたらぜひまたリベンジしようと思います。

Let's share this article!