Do not live to eat!

ようやく自作背面ろ過水槽が完成

何回かに渡ってブログを書いてきましたが、ようやく今回で自作の背面ろ過水槽が完成します。

GEXアクアフランジの設置

いろいろ計算して作った水槽ですが、やはり実際に作ってみるとうまくいかないところもありました。

その一つが、水面の高さです。

水面の高さが、水槽の高さまであと1cmくらいしかない

見ての通り、水槽の高さまであと1cmくらいの余裕しかなく、震度2でも水漏れしそうなレベルです。
※水が濁っているのは こちら で書いたマメバクテリアの影響です。

飼育スペース側から、ろ過スペースに入るところの切れ込みは高さ2.5cmくらいで作ってあるのですが、実際の水面がこれより上になってしまっているせいです。

どうやらスリットの一番下のところが水面にはならない様子。

まぁ、よく考えたらそうですよね。水がスリットに落ちるまではある程度の高さが必要ですもん。作ってみて初めてわかりました。
本当はスリットをもう少し下で切れる構造にしなければいけなかったようです。

今使っているプロテインスキマーのQQ1が壁掛けなので水面の高さ制限があることと、水槽自体の水量が多くないので、できるだけ水面を高くしたかったというのが裏目に出てしまったようです。。。

まぁ、そんなわけで今の構造では、水位がスリットより上になってしまうことは避けられないという状況になりました。

この時点では構造のせいだとはわかっていなかったのですが、水位を下げることが無理なことは理解できていたので、それ以外の方法で地震対策を早急に考えなければいけないと思っていました。

水槽で地震対策というと、やはりフランジかなとすぐに思い浮かんだのですが、今回の水槽はわりと特殊な形状になっているので、フランジを後付けするにしても頑張って自作するか、結構いいお値段でプロに作ってもらうしかなく、かなり敷居が高そうでした。

だからといって諦めるわけにもいかず、いろいろ調べたところようやく見つけました。
それがこちらのGEXのアクアフランジというもの。

フレームレス水槽に後付できる GEX アクアフランジ 6-30

形状は、普通のフタ受けの少し大きいサイズのものといった感じですが、受けの部分が普通のフタ受けと比べて大きくなっているので、フランジの役割も果たしてくれます。

フランジ部分はだいたい3cmくらい

種類は、ガラス厚が4-6mm用と8-10mm用で、それぞれ長さが30cmと45cmの2パターンあるので、全部で4種類あります。

今回は 4-6mm用の30cmタイプのものを2セット(1セットに2本入ってます)を購入しました。

プラスチック素材なので、糸ノコみたいなものがあれば切断できます。
60cm規格水槽の奥行きは普通30cmなので、30cmサイズのアクアフランジがぴったりサイズになっているのかと思いきや、内径はガラス厚分小さくなるので、少しだけ切る必要があります。
私はいつもの万能カッターでちょうどいいサイズに切断して、水槽の周りに付けました。

GEXアクアフランジ設置後

前から見るとこんな感じです。
正直なところ、フレーム水槽のスッキリした感じは多少失われてしまった気もしますが、魚の飛び出し防止のためにはフタは必須だし、水がじゃぶじゃぶ漏れてしまっては話にならないので、こんなものでしょう。

実際のところ、これで地震が起きても大丈夫なのかというと、震度3,4 レベルなら十分水漏れを防いでくれました。(経験談)
それ以上の震度の地震は今の所発生していないのでどうなるかはわかりませんが、揺れによる水ハネは結構防いでくれそうです。
コスパも申し分無いと思うので、フランジが無い水槽にはおすすめです。

水足し(みずたし)くんの設置

これまでは、水が蒸発したことに気づいたタイミングで、適当な量を足し水していました。
なので、気づくのが遅い時もあったし、足し水するのが面倒で見なかったことにする時もあり、足し水する時には1回で2,3Lくらいは足し水していたような気がします。

これだとさすがに塩分濃度が急激に変わってしまうので、生体にあまり良くないよなと今更ながらに思うようになったので、方法を検討しました。

僕はかなり面倒くさがりなので、足し水は絶対に自動でやってくれるものが良かったのですが、しっかりした足し水用機材だとこの水槽にはオーバースペック過ぎました。

そこで見つけたのが、こちらの水足し(みずたし)くん。

ペットボトルから自動給水できる水足しくん

これは簡易的な自動給水器で、ペットボトルに入れた水で足し水してくれます。
45cmくらいまでが対象のようですが、値段も手頃なので試してみることにしました。

内容物とか設置方法はこんな感じ

設置はとても簡単で、水槽のコーナー部分に水足しくんを設置して、水を入れたペットボトルをセットするだけ。
あとは、設置してある場所の水位が下がれば、自動的にペットボトルの中の水が水槽に給水されます。

で、この水槽で水が蒸発したときに水位が下がるのはどこかというと、ろ過スペースの最後の部屋(ポンプ部屋)です。

ポンプ部屋は白いフィルターが設置してある部屋の一つ上の部屋

ポンプ部屋は水槽の隅っこではなくて中央付近にあるので、コーナーに設置するようになっている水足しくんをそのままでは設置できません。
なので、少し改造します。

改造と言っても、少し削っただけですが、こんな感じでペットボトルを置く台座の端っこをやすりで削りました。

ペットボトルで水足しくん
ペットボトルを乗せる台座の裏側の写真。本当はこれを水槽のコーナー部分に合わせてネジ止めして設置します

わかりにくいのですが、削ったのはこの部分です。

ペットボトルで水足しくん
直角だった部分をならすようなイメージで削りました

これで、コーナーではなく直線部分にもこの台座を設置できます。
ただし、付属のネジは付けられないのでガッチリ固定はできません。
私は大丈夫かなとは思っていますが、もし真似される方がいらっしゃったら注意してください。

ペットボトルで水足しくん
少し削ったので、台座にガラス面を挟み込む形で設置できるようになりました

実際にペットボトルも設置するとこんな感じです。

ペットボトルで水足しくん
結構すっきりと設置できました。

これで水の蒸発にも対応できるようになりました。

ろ過スペースのフタと飼育スペースのフタ

お次はフタです。

以前から魚の飛びたし事故が絶えず、事故が発生するたびにフタの改良を行ってきました。

今回は、自作フタの第3弾。
ある意味フタ作りの集大成といえるくらいの出来に仕上がりました。

まずは、ろ過スペースのフタから。

まず、フタの素材ですが、ろ過スペースについては照明の光が届く必要は無いし、むしろ光が届いてしまうとコケが生えやすくなってしまうので、遮光したいくらいです。

そこで、素材には発泡ポリエチレンパネルというものを使ってみました。

自作フタ
デコパネという名前の発泡ポリエチレンパネル

たまたまホームセンターを物色していたときに見つけた素材なのですが、素材は発泡スチロール風の厚さ0.5mmくらいのダンボール板(?)みたいな、何言ってるか本人もさっぱりな感じですが、そういう素材です。
用途は、ホワイトボードで使うような感じのマーカーで何かを書いたり消したりできるらしく、まぁなんかそんな感じの用途で使ったりするもののようです。

それこそダンボールみたいに加工がしやすい素材なので、カッターで好きな大きさにカットすることもできます。

後で少し書きますが、ろ過スペースはプロテインスキマーやらクーラー接続用のパイプ、水足しくんがあったりと、かなり凸凹しているので、加工しやすいこの素材はかなり適しています。
そして、表面は水も弾きそうな感じなので、水蒸気とかでやられる心配もなさそう。

で、ちょうどいい大きさにカッターでカットして設置したのがこちらの写真。

ろ過スペース用自作フタ(発泡ポリエチレンパネル製)
ちょっと見にくいですが、黒いのが飼育スペース用のフタです

ホースと水足しくんの場所が試行錯誤で変わったりした結果、中途半端なスペースも空いてしまっていますが、ろ過スペースの多くを覆えて、かつ遮光もできるフタが完成しました。

3ヶ月以上使ってみましたが、特にヘタれることも無く使えているし、ろ過スペースにはほとんどコケも生えていないので、素材選びは間違っていなかったかなと思います。

続いて、飼育スペース用のフタ。
先に写真を見せておくと、こんな感じです。

自作フタ
飼育スペースの自作フタ

これまでの自作フタは塩ビ板で作ってきましたが、今回はポリカーボネートの1mm厚で作りました。

塩ビ板はやっぱり暗く感じてしまった(前回が5mm厚とかで作ってしまったせいもあるかもしれないですが。。。)ところもあり、薄くても丈夫で反らない素材ということでポリカーボネートを選んでみました。

今回はろ過スペースのサイズ感もわかっていたし、アクリルカッターで切るのも結構面倒だったので、はざいやさんに発注する際に↑の写真のような形になるようにカットも依頼しました。

自作フタ第3弾と言っておきながら、ほとんど業者任せではありますが、一応中央の穴(フタを持ち上げるために手を引っ掛けるところ)は、自分でホールソーを使って穴あけしています。

ただ、アクアフランジを付けたせいか、ろ過スペースに干渉するようになってしまったので、結局自分でアクリルカッターを使って微調整をするハメになってしまいました。
ポリカーボネートは塩ビ板と違って柔軟性があると言えばいいのかな。アクリルカッターで切れ目を入れてもパキッとは割れず、薄皮が残る感じでした。
(うまく表現できないのですが、スマホの画面保護のガラスシートを剥がす時みたいな感じで、割れるけど薄い膜はつながっているみたいな感じです)

そんなこんなでろ過スペース、飼育スペースともにフタが完成。

こちらも3ヶ月使用してみた感じでは特に問題はないし、ちゃんと密閉できているので飛び出し事故も発生していません。

クーラーの設置

最後はクーラーの設置です。
クーラーの設置と言っても、以前からゼンスイのZC-100αを使っているので、本当に設置だけです。

が、今回の水槽を作るにあたって、クーラー用の配管を全く意識していませんでした。。。

排水用ポンプにつなごうにも、ポンプ室は狭すぎてそんなホースの取り回しはできなかったので、これまでどおりエーハイム2213経由でZC-100αに接続して使用することに。

ただ、ろ材は こちら で書いたとおりBio-Sphereを入れたので、エーハイム2213にはろ材は詰めず、荒目フィルターと細目フィルターだけ入れることにしました。
(スポンジを入れてZENINAIYOシステムというのをやってみようかとも思ったのですが、勉強不足なのでやめておきました。もしかしたら今後やるかもしれません。)

スペース的にもこれしか余裕がなかったので、スキーマー室で給水して、スキーマー室に排水する感じにしています。

ろ過スペース用自作フタ(発泡ポリエチレンパネル製)
先程と同じ写真ですが、真ん中の緑のパイプが2213の給水と排水のパイプで、
これがクーラーに繋がっています。

2213 の代わりに今後もうひとつ小型の水中ポンプを買ってクーラーに接続させるかは悩みどころですが、外部フィルターを使うことで多少は水量も多くなるので、それはそれで良いかなとも思っています。

あ、ちなみにヒーターも今回新調しました。
今までは、ヒーターとサーモスタットが一体型で温度も25℃固定のものを使っていた(実際はなぜか水温が26.5℃になってしまう)のですが、温度高すぎかなとも思うところもあり、カーリーがヒーターから生えて来ていたこともあったので、ヒーターとサーモが別れていて、温度も変更できるタイプのものに新調しました。

温度可変サーモスタット・ヒーター
温度が変更可能なサーモスタットとヒーターがセットになったやつ

これもスキーマー部屋に設置しています。
この作業をしていたのはゴールデンウィークで、これから暑くなる頃だったので、サーモスタットは設置せずに、クーラーにヒーターを接続して、温度管理はクーラー任せにしました。
ちなみにクーラーの設置温度は25℃にしましたが、飼育スペース側で計ると24.5℃になっています。

これで大体の機材とかの説明は書けたかな?
当面はこの状態で硝酸塩濃度を下げることを目標にやっていこうかなと思います。
他にも照明を変えたいなとか、プロテインスキマーも新調したいなとか、カルシウムリアクターにも手を出したいとか、色々思うところはありますが、財布が追いつかないので、気長にゆっくりやっていけたらと思いますので、これからもよろしくお願いします。

自作背面ろ過水槽

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