Do not live to eat!

底砂はマメカルシウムサンドで脱窒を狙ってみる

前回 の記事で、ようやく水槽の設置までこぎつけました。
しかし、まだまだ立ち上げまでにはやることがあるわけで、中でも一番根気のいる作業である、底砂洗いから今回はスタートです。

使用する底砂はマメデザインのマメカルシウムサンド

底砂はこれまで、Charm のばくとサンドを使ったり、RedSea のライブリーフベース(リーフピンク) を使いました。

結局のところ、この底砂たちが良かったかどうかはわからないのですが、どちらもバクテリアが最初から付いているライブサンドだったので、立ち上がりはわりとスムーズだったのかなと思います。

というか、今更気づいたのですが、立ち上げに際してバクテリアとかは一切自分では入れてないですね。
ライブロックとライブサンドだけで問題なく立ち上がってくれました。

さらにライブサンドのいいところは、洗う必要がないところ。
立ち上げはなかなかハードな作業なのですが、その中でも最も過酷なのが底砂洗だと思うので、これはなかなかポイントが高いのではないかと思います。

で、今回はまた違う底砂を使ってみようということで、マメデザインのマメカルシウムサンドを購入しました。

マメデザインのマメカルシウムサンド
今回はマメデザインのマメカルシウムサンドを底砂にすることに

マメカルシウムサンドの売りは、カルシウム・マグネシウムの補給だったり、pHやKHの安定だったり、リン酸を沈殿させたりといろいろな効果が期待できるようです!
が、僕は期待するだけ (どの測定キットも持っていない) なので、効果があるのかは闇の中です。

しかし、さらにもう一つ、マメカルシウムサンドの売りとして、底砂での脱窒が狙えるというものがあります。

脱窒。
僕もよくわかっていないのですが、好気性のバクテリアによってアンモニア -> 亜硝酸塩 (NO2) -> 硝酸塩 (NO3) と分解されたあとに、嫌気性のバクテリアによって硝酸塩 (NO3) から窒素に還元されるプロセスのことのようです。

つまり、水槽内の硝酸塩が減るってことだと思っています。

硝酸塩は以前に測定キットを購入したので何回か測定しました (記事は こちら ) が、元々の水道水に 5ppm くらい含まれており、水槽内では窒素への還元が行えていないのか、それともプラスマイナス ゼロで初期値を維持しているかはわからないものの、水換えして1ヶ月くらい経過しても 5ppm のままでした。

どうにかしてこの値を下げていきたいというのが今の目標なので、マメカルシウムサンドの脱窒機能にはだいぶ期待しています。

一応補足ですが、どんな底砂でも厚めに敷けば嫌気層ができるので、脱窒自体は可能なものの、嫌気層では硫化水素も発生するらしく、これが危険なんだそうですね。
諸刃の剣みたいな話ですが、マメカルシウムサンドは厚く敷いても硫化水素が発生しないというのがポイントで、結果として安全に嫌気層が作れて、脱窒が狙えるようです。

実際に嫌気層ができてバクテリアが増えるのには時間がかかる (3ヶ月くらい?) ようなので、またしばらくしたら硝酸塩濃度を測定して効果を確認してみようと思います。

マメカルシウムサンドの量や深さについて

で、マメカルシウムサンドですが、さっきの効果を期待するならそれなりに厚く敷かなければいけません。
メーカー的には7cmが推奨らしく、60cm 水槽の場合は4袋必要だそう。

マメカルシウムサンドの目安
60cm水槽の場合は、5kg入のマメカルサンド 4袋が目安

しかし、今回の水槽は 1/5 くらいがろ過スペースになっているので、たぶん4袋もいらないなと判断し、3 袋購入しました。

マメカルシウムサンド
マメカルサンドは5kgを3袋用意しました

あとは洗うだけ!

ということなのですが、あまりに必死だったので、洗っている最中の写真が一枚もありません。

そのため、状況を文字だけで説明する感じになるのですが、僕は1袋を3回に分けて洗いました。
1/3 をバケツにあけて、お米を洗う要領でシャワーでザーッとあらって、砂が出ていかないように水だけ流す。
ひたすらこれの繰り返し。

白濁が取れるまで洗ってくださいとあるのですが、10回繰り返しても白濁は完全に消えませんでした。
ただ、6,7 回洗うと、シャワーでじゃーっとやっただけでは白濁せず、手で混ぜると白濁するくらいのレベルになるので、これを目安にすることにしました。

洗う時は手でひたすら混ぜていたのですが、マメカルシウムサンドがなかなかちょうどいい大きさをしており、結構爪のすき間に挟まります。
そして結構痛い。
3袋目に取り掛かったあたりで、微妙に出血までしてしまったので、洗う時はプラスチックのコップみたいなものを使って洗うといいかもしれません。
(素手はおすすめしません)

なお、最後に洗う時は飼育水を使うべし!とのことだったので、最後だけクマノミを隔離している衣装ケースから飼育水を拝借して、よく混ぜ込みました。

で、どうにか荒い終えて、実際に敷いたのがこちら。

マメカルシウムサンド
マメカルシウムサンドを敷きました

うん、なかなかいい感じ。
今回わざわざ、45cmの高さの水槽にしたのも、底砂が厚くなっても鑑賞スペースが狭くならないようにしたいという気持ちがあったからでした。
(ほんとはもう少し高さがあってもいいと思ったのですが、既成品の水槽ではこれより高さがあるものを見つかりませんでした)

それに、きれいな白をしているのでとても清潔感があります。
というか、今までがひどすぎただけかもしれないですが、マメカルシウムサンドは本当にきれいだと思います。

3袋敷いた底砂はというと、だいたい 8cm くらいになったので、ちょうどいい量です。

マメカルシウムサンド
計算通り、わりとぴったりなサイズになりました。

あとは海水を入れて完成。

マメカルシウムサンド
海水が入りました

マメカルシウムサンドのお供に、マメバクテリア

さて、マメカルシウムサンドですが、先程書いたように脱窒が見込める素晴らしい底砂なのですが、もう1つ注意事項があります。

それは、マメバクテリアも使用すること。

マメカルシウムサンド
マメカルシウムサンドの袋にも、マメバクテリアも使ってねとしっかり書いてありました

すばらしいマーケティング戦略です。こりゃ買うしかない。
というわけで、マメバクテリアも買っちゃいました。

マメバクテリアとマメアイアン
ピンクがマメバクテリア、ブルーがマメアイアン

写真の右上の方には、こちらの記事 でリーフセメントを使って頑張って作った残骸が散らかっていますがそこは気にせず、こちらのピンクの少し大きいボトルがマメバクテリアです。
バクテリアがたっぷり入っているせいかめちゃめちゃ臭いのですが、ついついもう一回嗅ぎたくなる臭さです。

で、小さいブルーのボトルがマメアイアン。
二価鉄が入っているようなのですが、貼ってあるシールにもあるとおり、魚やサンゴに良いらしく、バクテリアにとっても効果があるそうで、マメバクテリアと併用するとさらにいいとのことです。
(これも素晴らしいマーケティング。。。)

どちらもスポイト付きなので、簡単に計って水槽に入れることができます。
最初の3日間くらいは毎日多めに入れるのですが、あとは週1回ないし、2回くらい、少量ずつ添加するような感じになります。

というわけで、早速書いてあるとおりに両方を投入してこの日は作業完了。
今回の立ち上げではライブロックもライブサンドも使っていないので、立ち上がりにもしかしたら時間かかるかもしれないなという不安があるのですが、いつまでも衣装ケースにクマノミを入れておくわけにはいかないので、このまま水槽を回して、翌日の夜くらいには移動したいなと思っています。

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