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プロテインスキマー-ゼンスイQQ1の性能・泡上がり・音・掃除方法について

これまでにもいくつかQQ1関連の記事を書いてきましたが、2018年の4月に海道河童からゼンスイのプロテインスキマーQQ1に切り替えてから、早1年。
少し早いですが1年使ってみた使用感などをまとめてみました。

個人的には結構満足しているのですが、泡が上がってこないとか一通り経験したので、そのあたりも含めてまとめていこうと思います。

まずはQQ1の簡単なご紹介を

簡単に説明すると、QQ1は小型水槽向け(最大水量100L)のプロテインスキマーです。

いわゆるベンチュリー式のプロテインスキマーなので、エアーポンプやウッドストーンを使うエアーリフト式のプロテインスキマーより能力が高いそうです。

サイズはかなり小さい(海道河童よりも一回り小さい)にも関わらず、ベンチュリー式なので除去能力は高いということで、小型水槽こそおすすめなプロテインスキマーだと思います。

エターナルナノスキマーQQ1
フタを海道河童に合わせてカットしたけど、QQ1は2/3くらいのサイズなので、ぽっかり穴が空いてしまった

QQ1を買ったばかりの頃に書いた記事は こちら ですが、設置した際の写真などもいくつかあるので、サイズ感など確認されたければ見てみてください。

QQ1の性能について

プロテインスキマーの性能をどうやって測るべきなのかわからないのですが、ネットで探し回るとだいたい、

海道河童 < < QQ1 << 海道達磨

と言われている気がします。

僕は海道達磨を使ったことがないので未満なのかどうかはちょっとわからないのですが、少なくとも海道河童以上というのは賛成です。
エアーリフト式とベンチュリー式の違いがあるので当然といえば当然かもしれないですが、私は身をもって体感しました。
(前に買った海道河童がハズレだったので泡上がりが悪かっただけかもしれませんが)

海道達磨はQQ1より全然大きいし、インサンプで使ってる人もたくさんいるくらいなので、性能はおそらくQQ1より良いはずというのも、なんとなくわかります。

が、QQ1使ってる身からすると、60cm 規格水槽ではQQ1で十分かなーという印象で、本体サイズが小さい分、小型水槽においてはQQ1に分があるんじゃないかと思います。

というのも、実際うちの水槽では1ヶ月水換えしなくても硝酸塩濃度はまったく増えませんでした。
(うちは水道水なので初期値が5ppmなのですが、水換え後も5ppmです。もちろん添加剤は使っていません)
硝酸塩測定キット買って、「おー変わってない!」ってやっていた時の記事はこちらなのでよかったら読んでください。

でも、もっと性能が良かったら、水槽内での硝化作用で硝酸塩濃度が減るべきところなのかな?
どうなんでしょうね、よくわからない。。。でも、そんな感じです、QQ1。
それでも私は、これで満足している。

QQ1の最大水量は100Lとあるので、60ワイド水槽あたりになってくると力不足になるかもしれないけれど、小さめ水槽なら十分プロテインスキマーとしての役割は果たしてくれると思います。

QQ1の泡上がりについて

性能と近い話ではありますが、ここでは「泡がなかなか上がってこない」とか「泡の調整が難しい」とか、そのあたりについて話ができればと思います。

僕はQQ1を使い始めてもうまもなく1年といったところなのですが、泡上がりに悩んだことはほぼありません。

何度か話に出てきていますが、QQ1の前に使っていた海道河童はそれはもうひどいもので、まったく泡が上がりませんでした。
仕事から帰って最初にチェックするのは海道河童で、「あー、また今日も上がっていない。。。」というのを毎日繰り返していましたが、QQ1はそんなことは全くなく、「うん、いい感じに汚水が増えているな」という感じです。

なので泡上がりが悪いことはないのですが、逆に泡上がりが良すぎて、薄い汚水が取れてしまう傾向にある印象です。

特にポンプを掃除した直後はわりとこの傾向が高くて、コレクションカップ(汚水カップ)を限界まで引き上げてなんとかという感じになる時があります。

でも、しばらく使っていれば落ち着いてくるので、そうなったら少しずつカップ位置を下げていくといいと思います。

ただ、泡が上がらなかったことは「ほとんど」ないと書いたとおりで全く無いわではありません。

具体的にはどんな時に泡が上がらなかったかというと、ポンプの組み立てを間違えた時(音も結構うるさかった)とベンチュリー部分にカルシウムがこびり付いていた時です。

このあたりは、この後の掃除方法のパートで少し話に出てきますが、よくわからず1人で調べまくっていた時に書いた記事はこちらなので、困ってらっしゃる方がいたらぜひ。

QQ1の音やうるささについて

QQ1で使用しているポンプはDCポンプなので、とっても静かです。

うまく表現できないのですが、本体の近くで耳を本体の方向に向ければ、多少低めのブーって音(これはモーターが回転しているような音というよりは、泡が作られている音のような気がしますがする)が聞こえます。
が、うちの場合は、水流ポンプのウィーンって音の方が聞こえやすい(といっても耳をすませば聞こえるというレベルで不快感はない)かなという印象です。

本体もガラス面に密着させて設置する感じなので、ビビリ音みたいなのももちろんありません。

とにかく静かというのが、QQ1のいいところだと思います。

QQ1の掃除方法について

うちは、QQ1を含め、月に1回の頻度で水槽掃除(と水換え)をしていますが、説明書的にもQQ1は月1くらいで掃除するほうがいいような感じで書かれています。

ただ、コレクションカップは1週間くらいでいっぱいになってしまうので、週1で洗っています。

うちは最近水槽内のコケがひどいのですが、コケの生え具合的も1ヶ月以上の放置はできそうにないので、ちょうど良いといえばちょうど良いサイクルではあります。

簡単ですが、普段の掃除風景をご紹介できればと思い、まとめてみました。

前回の掃除から1ヶ月経過したQQ1
掃除前のQQ1
コレクションカップと本体を外した状態

まずは、こちら掃除前のコレクションカップとQQ1本体です。
週1で掃除しているコレクションカップですが、週1ですらこの汚さで、結構コケやべっとりした汚れが付いています。

QQ1のコレクションカップのフタ
コレクションカップのフタもコケがしっかり付いています
上の方はわりとべっとりしたカスが付いています

で、コレクションカップなのですが、これ以上分解することができない構造なので、使い古しの歯ブラシや手を駆使して適当に掃除しています。

コレクションカップの中の一部(写真だと真中あたり)が、歯ブラシでは届かないのでなかなか掃除できません。
まさに歯周ポケット。
僕は半分諦めて掃除していますが、↓くらいまではキレイになるはず。

掃除後のQQ1のコレクションカップ

で、続いて本体の掃除をします。

カバーはこんな感じでコケだらけですが、これも歯ブラシだけでここまでキレイになります。

掃除前のQQ1のカバー(汚く見えるのはフサフサ系のコケ)
ピカピカになったQQ1のカバー

で、問題は中です。見てください、この汚さ。。。

中もコケだらけ
パイプの中もコケだらけ

そこら中コケだらけですが、洗うしかありません。

まずは、わりと軽めの汚れ具合の泡戻り抑止用スポンジですが、これは特に道具は使わず、水道水で揉み洗いしています。
見た目はあんまりきれいになったかどうかわからないんですが、絞った水は茶色いので、これできれいになったか判断しています。

掃除前の泡戻り抑止スポンジ
掃除後のスポンジ

続いて、パイプ類。
見てください、パイプの中にもコケがびっしりです。

掃除前のポンプ周辺
掃除前のパイプ

今回はこの掃除のために、100均(セリア)でこれを見つけてきました。
そそぎ口洗いがこれの総称なのかは不明。。。試験管洗うやつですね)

というのも、前回掃除した時に、歯ブラシを無理やり突っ込んで掃除しようとしたら、パイプが割れてしまったんです。。。
なので、ちょうどいい掃除道具を探していました。

割れてしまったパイプ

針金が硬めなのでうまく力を入れて洗えず、結構苦戦しましたが、これを使って頑張ってゴシゴシしたらまぁまぁきれいになりました。

掃除後のパイプ

前にマメシリーズのこれを買ったことがあって、そっちはかなり使い良かったです。
ただ、使い始めてわりとすぐに毛が抜けやすくなってしまってダメにしてしまったので、コスパを考えると、うーん、、、という感じです。

で、続いて噂のベンチュリー部分の話。

↓の写真のとおりですが、パイプの中に白っぽい塩みたいなのがびっしりあるのが見えますか?
これが先ほどカルシウム成分と言っていたやつです。

ベンチュリー部分がカルシウム成分が付着して半分くらい詰まってます
中側もびっしりカルシウム成分が付着してます

狭くて、歯ブラシや先ほどのブラシでは洗いにくい場所なので、僕はこんな感じでピンセットを使ってガリガリ掃除しています。

ピンセットの先のギザギザを利用してこそぎ落としてます

すると、こんな感じですっかりきれいになりました。

ベンチュリーの中もすっかりきれいになりました

まだ試したことはないですが、カルシウム成分なので、クエン酸に漬けたらすぐにきれいになるかもしれません。
今度やってみようと思います。

続いて本体ですが、こちらも歯ブラシなど駆使して、こんな感じでピカピカになりました。

QQ1の本体もぴかぴか

続いてポンプを掃除していきます。

QQ1の心臓部のDCポンプ

まず最初に、一番外側の白いカバーを外します。結構きつくしまっているので、ジャムの瓶を開ける要領で、タオルなどを巻いてギュッと回して外します。

結構固いんですよね、これ

次に内側の白いフタを外していきます。

僕はちょっとずつ隙間に爪を入れて、少しずつ浮かせて、外していきます。
外れるとこんな感じですが、シャフトがあるので外すときは真っ直ぐに。
力の入れすぎに注意。

爪が短いと結構開けるのが大変です
白い棒がシャフトです。折れないように気をつけます。
根本のワッシャーも無くさないように。

細かいパーツはこんな感じです。この白いワッシャー(小さい輪っかのパーツ)をいつも無くしそうになります。
(一回本当に洗面所で流してしまったのだけれど、幸い手が届く範囲の脇道のパイプ部分に落ちていて回収することができました)

モーターの中身

ニードルやフタを歯ブラシで洗い、モーター本体の方も先程の100均ブラシで洗います。

モーター本体は特に外せるところはありません

これで、一通り洗い終わりです。
続いて組み立てていきます。

まずは、先程のポンプのパーツですが、何度か試行錯誤した結果、ひとまず↓のような感じでパーツだけ先に組み上げるといい感じに泡が上がってくることがわかりました。

モーターの中身を先に組み立てる

赤いキャップは両方からぎゅっと押して、しっかり付けておきます。
一応、順番だけ書いておくと、上から順に、

1. 赤いキャップ
2. 白いワッシャー
3. ニードル
4. 赤いキャップ

です。

昔、ニードルとワッシャーを逆の順で付けたことがあったのですが、音はすごいし、泡は上がらないし(というか、水を吸い上げられていなかった。。)で散々でした。
もう一回QQ1を外して、ポンプをバラして、、、とやり直さなければいけいので、組み立ては慎重に進めます。

そして、これをポンプ本体に”ストン”と入れます。
この時、下にギュッと押せばしっかりはまるのですが、経験的にはギュッとせず、ただ”ストン”と入れるだけのほうがちゃんと動く気がします。

中身はギュッと押さず、ただ入れるだけでいい

後は順番に内側のフタを付けて、外側のフタを付ければ、モーターの組み立ては完了です。

内側のフタはしっかりと隙間なく押し込みます
外側のフタはカチッとはまればOK

パイプをポンプにセットします。
僕はチューブをベンチュリー部分につけ忘れることがたまにあります。

パイプ類を付けた状態

最後にポンプを本体に付けたら、水槽に引っ掛けて完了です。
この黒いスポンジもよく付け忘れますw

これで掃除は完了。

後は水槽にかけてカバーも付けたら、呼び水を本体内に入れで電源ON。
サイレンサーの頭の穴を指で塞いで、呼び水ができれば掃除完了です。

使い始めた頃はよくわからなかったのですが、指で塞げば、給水パイプの中を水が上がっていくのが見えると思うので、いつまで塞いでいればいいか判断できるはず。
音も吸い上げている時より静かになります。

↓は掃除してから数時間後です。
いつも掃除のタイミングで水槽内のガラス面のコケもこすって落とすので、この時は緑色の水が取れてますが、普通は茶色いやつです。
掃除直後の泡上がりのイメージになればと思います。

最初は結構勢いがあります

QQ1を使ってて困ったこと

困ったことはほとんどありませんが、強いて言うなら、水位が上面から35mm以内でなければいけないことくらいですかね。

最低でも35mmという意味なので、水面は水槽上部から20mmくらいにするんですが、ちょっと波立たせただけですぐに水が漏れますw
うちの水槽はフランジが付いていないので、小さい地震でも揺れている間は戦々恐々してますが、これが50mmくらいまで対応できるようになるとほんと素晴らしいと思うんですけどね。

QQ1を1年くらい使ってみての感想

Twitterやブログを見てると、QQ1は当たりハズレがあるのかわかりませんが、イマイチな評価を受けているのも見かけます。

でも、上で書いたとおり、個人的には特に使いにくいと感じたこともなく、それなりに仕事をしてくれていると思っているので、とても満足しています。

一時泡上がりで悩んだことがありましたが、説明書のQ&Aにしっかり対処方法も書いてあったので、そういった意味でも信頼できる製品なのではないかと思います。

ちょっと長くなりましたが、QQ1の紹介は以上です。

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