リン酸(PO4)塩とKH(炭酸塩硬度)の試薬を購入
硝酸塩濃度は 0 付近をキープできているようなので、次はリン酸塩の壁を超えたい。
そんなわけで、リン酸塩の試薬を購入して現状の確認をしてみました。
RedSea のリン酸塩の試薬を購入
こちらが RedSeaのリン酸塩試薬です。

RedSea の測定キットは硝酸塩もリン酸塩も、一般向け(↑のやつ) とマニア向け(名前に”プロ”が付いている)ものがあります。
マニア向けの方は低い値まで測定できるというか、一般向けの方では測定できない低い値を測定できるので、栄養塩の濃度を正確に詳細まで把握する必要がある人が使うものだと思っています。
硝酸塩の測定キットを購入した際は、想像以上に硝酸塩濃度が低く、一般向けの方の試薬では 0 付近であることしかわからなかったので、最初からプロを買えばよかったなと後悔しました。
そんなわけで、リン酸塩の方もプロにするかどうか悩んだのですが、まずはざっくりどんなものかを把握したかったので、一般向けのものを購入しました。
ざっと中身だけご紹介するとこんな感じ。

測定に使う小瓶と、サンプルの水を正確に取水するためのシリンジ(注射器みたいなやつ)、試薬は2種類と、説明書(裏が、よく見る濃度と色の早見表みたいなやつ)です。
それでは、いざ測定!
リン酸(PO4)テストキットでリン酸塩濃度を測定
それでは早速測定していきます。
が、試薬を入れてシャカシャカ振って、次の試薬を入れてと慌ただしい感じなので、測定中の写真は残念ながらありません。
測定の感想としては、硝酸塩の測定キットは試薬が3つあるのに対して、リン酸塩の測定キットは試薬が2つしかないので、少し楽で良かったなといったところです。
で、結果はというと。。。

写真だとわかりにくいというか、肉眼でもかなりわかりにくかったのですが、おそらく 0 の色 (0と0.1の境目が正直私にはわからなかった)くらい。
この試薬の説明書には、ソフトコーラルがある場合は 0.1 ppm くらいが良いと書かれていたので、まぁだいたいいい感じの値なのかなと思いつつ、今回も”プロ”の方を買っておけば良かったなと後悔。
LPS/SPSの場合はもっと低い方がいいのかな?
にしても、プロはなかなか高いんだよな。。。
プロはいつか買うとして、ひとまずリン酸塩もクリアということにします。
KH(炭酸塩硬度)の測定
KHの試薬も一緒に購入したので、こちらも測定していきます。
ちなみに、私はKHが何なのかイマイチ理解できてませんが、pHの値を保ったり、サンゴの栄養になるものだと勝手に思い込んでいます。(違ってたらすみません)
詳しいことは、カミハタさんのホームページに書いてあったので、読んでみてください。
http://www.kamihata.net/details/d012.html

こちらの試薬は硝酸塩やリン酸塩とは違い、飼育水を取ったら、一滴ずつ試薬を垂らしていって、色が変わった滴数でKHがわかるというもの。

飼育水を容器に取って、試薬を1滴入れると青くなります。

このあとは1滴入れては容器を振り、色が変わらなければもう1滴という流れで繰り返し試薬を入れていきます。
うちの水槽は7滴目で色が変わったので、KHは7°ということになります。

先程のカミハタさんのサイトを見る限りでは7°は良さげな値だったので、これも問題なさそうです。
これまでの測定から、硝酸塩、リン酸塩、KHはひとまず問題は無さそうです。他にも測定した方がいいものとかはいっぱいありそうですが、そろそろSPSに挑戦してみてもいいような気がしてきました。
ひとまず、水流ポンプを新調したらSPSに挑戦します。