ウィスカーズコーラルがスターポリプに侵食され、共肉が衰退した件
うちの水槽の最古参サンゴであるスターポリプ。
とにかく成長が早く、たまに間引いてはいるものの、気づいたら他のライブロックにまで足を伸ばしており、今ではスターポリプが付いていないライブロックは無いほどに。
今日はこのスターポリプがさらに成長したことで、ウィスカーズコーラルがやられかけてしまった話です。
2019年1月時点でのスターポリプとウィスカーズコーラル
まずは少し前の状態を見てもらおうかと思います。
見ての通り、今年の1月時点ではウィスカーズコーラルは元気いっぱいで、ポリプもしっかり咲いていました。
もりもりです。

このウィスカーズコーラルはCharmで購入したのですが、最初は4ポリプくらいしかなかったものなので、約1年でかなり成長したなと思います。
# 導入時の記事は こちら です

で、もう少し引き気味の写真で見てみると、近く(写真左側)にスターポリプが生えているのがわかるかと思います。
さらに右側にもうっすら生えているのが見えますね。

2019年3月時点でのスターポリプとウィスカーズコーラル
そしてこちらが、その2ヶ月後。

すっかりライブロックが覆われて、ウィスカーズコーラルの周りはすべてスターポリプになってしまいました。
2ヶ月前とくらべるとウィスカーズコーラルのポリプの咲き具合がイマイチだったのですが、よく見たらウィスカーズコーラルの一部にまでスターポリプのランナーが活着していました。
上から見てもこんな感じで、スターポリプの繁殖具合がわかるかと思います。

なお、写真中央上のナガレハナサンゴもスターポリプに囲まれていますが、ナガレハナサンゴの毒性が強いせいか、ナガレハナのポリプの下にはスターポリプは生えていません。
ウィスカーズコーラルの毒性もそれなりに強いのかなと思っていましたが、ランナーが活着していたことを考えると、毒性はスターポリプより弱いのかもしれません。
ウィスカーズコーラルのフラグ化
ようやくウィスカーズコーラルが危機的状況であることに気づき、急遽対処することに。
ただ、ライブロックから外したところで、他のライブロックもすでにスターポリプだらけなので、またすぐに外さなければいけなくなってしまいそうです。
なので、ひとまずプラグに接着することに。
今回もおなじみのZOOXのプラグを使用しました。
ただ、ウィスカーズコーラルもそれなりに大きくなっているので、このAタイプではギリギリのところでした。
で、こちらがそのウィスカーズコーラルなのですが、片側はすっかり共肉が衰退してしまっていて、骨格がかなり露出してしまっていました。
もう少し早く気づいていれば。。。


ただ、この反対側はまだ共肉がわりと残っていました。
全盛期ほどのボリューム感はありませんが、これならきっと復活してくれると思います。

また少し時間が経ったら、経過をまとめたいと思います。