イエローヘッドジョーの巣作り対策で底砂を購入
イエローヘッドジョーを水槽に迎えて約2ヶ月が過ぎました。
水槽に来た時に書いたブログは こちら 。

最初はカクレクマノミにかぶりつかれたりしていましたが、その後はせっせと巣穴を作り、今では水槽のど真ん中に陣取っています。
鑑賞もしやすい場所なので、僕としてはかなり満足しています。

というわけで、今回はイエローヘッドジョーの巣穴づくりについて書きます。
巣穴を掘りすぎるイエローヘッドジョー
先程、水槽のど真ん中に巣穴を作ってくれたので満足してますと書きました。
が、しかし。。。
あいつはいつもやり過ぎる。
見てください、イエローヘッドジョーのせいでそこら中、小山だらけです。


砂が舞うのか、ナガレハナサンゴが若干ポリプをしまっちゃってます
さらには、穴まで掘る始末。

ちなみに手前のライブロックは、↓の写真のように、もともとは穴が空いているのですが、その穴にまで砂を詰め込んで埋められてしまいました。

本当はこのあたりにオオバナサンゴとかカクオオトゲキクメイシとか置きたかったんですが、上から砂をかけられてしまいそうなので、この場所には配置できなそうです。
ジョーが穴掘りすぎる問題についての考察
このままだと、底砂がガタガタになって、ライブロックが傾いて。。。と大変な事になりそうなので、対応策を考えることに。
まず、先程の写真なのですが、明らかに巣穴とは関係ない場所を掘っていました。
たぶんこれ、掘りたいわけではなくて、自分の巣穴付近の砂を増やしたいのではないかと思います。
まず今の巣穴はこんな感じで、ライブロックの下の空洞を利用して巣穴にしています。

ただ、この付近をセグロサンゴヤドカリやエメラルドグリーンクラブが歩くと、雪崩のごとく、巣穴に砂が流れていきます。
ジョーはたぶんこれが嫌で、砂をしっかり盛って、巣穴をもっとしっかりした作りにしたいんじゃないかと。
今使っているマメカルシウムサンドは、ジョー水槽で使っている人がいるようで、「全然巣穴作れます!」みたいなコメントをレビューで見かけたこともあって購入したのですが、やはり1mmの底砂なので、そこまでしっかりした巣穴は作れないようです。
マメカルシウムサンドの脱窒作用のお陰で、硝酸塩濃度は 0 ppm 付近を維持できているので満足していますが、ジョーの巣穴には他の底砂が必要そうです。
追加の底砂のプラチナリーフサンドを購入
というわけで、もう少し大きめサイズの底砂を購入することにします。
ただ、ジョーの巣穴用なだけなので、そんなにたくさんはいらないなと思うと、1Kgで売っているJUNのプラチナリーフサンドが最適かなと思います。
プラチナリーフサンドはいくつも砂サイズの種類があるので、どのサイズにするかは結構悩みました。
最後まで悩んでいたのは、”中目” と “粗目” のどちらにするかです。
中目 (2-5mm) だと小さすぎる気がするし、粗目 (5-10mm) だと大きすぎるような。。
で、悩みに悩んで購入したのがこちらです。

ちょっと写真じゃわかりにくいのですが、”粗目大” タイプです。
…完全に注文をミスりました。
本当は”粗目” が欲しかったんです、”大” じゃないんですよ。
本当に油断しました。
こんなに似た名前のサイズがあるとは。。。
(ちなみに、”粗目特大” というのもあるようです)
値段は1Kgで300円くらいなので安いのですが、通販だと送料が乗ってくる(送料の方が高い)ので書い直しはまた今度他のものを購入する時かな。
まぁ、せっかく買ったのでどうにか使えないかと。

アップで撮ってみた写真ですがこんな感じです。
大きいものは2cm近くありますが、小さいのは5mm前後も入っていそうです。
これはもしかしたら使えるかもと思い、ひとまずバケツに全部あけてみます。

やっぱりサイズが大きすぎるものが多いなという印象です。
が、取っておいても一生使わなそうなサイズ感なので、この中からどうにかジョーが自分で運べそうなサイズのものを探します。
1粒1粒手でつまんで選定し、小一時間。。。
“粗目大” から選び抜かれた精鋭たちがこちらです。

ちゃんとは計っていないですが、たぶん50gくらいです。
“粗目大” の上位5%、日本の年収1000万円超えの人と同じくらいの割合です。(想像以上に少なかった)
ひとまず使えそうなサイズの砂を選定できたので、これを使ってジョーがちゃんと巣穴を作れるか確認してみます。

砂はその辺に蒔いてジョーが使ってくれなかったら嫌なので、100均で買ったこの小さいタッパーごと、ジョーの巣穴の目の前に置いておきます。
しばらく水槽を覗いていましたが、流石にジョーも警戒したのか全く出てこなくなりました。
このまま一晩放置したところ、翌朝にはこうなっていました。

なんと、見事にタッパーの中の砂が減っています。
減りすぎて、タッパーが浮きかけちゃっています。
タッパーをそーっとどかしてみると、、、

しっかり、プラチナリーフサンド “粗目大” の精鋭たちを使って、巣穴を作っていました。
レンガみたいにとてもきれいにサンゴ砂を積み上げて作っています。
これはたしかに、マメカルシウムサンドだけではかわいそうでした。

しかもさらに可愛いのが、ライトが消えると巣穴近くのサンゴ砂を引っ張って少しだけ崩し、上手に巣穴にフタをするのです。

サンゴ砂を投入したお陰か、その後は前ほど砂を掘りまくって小山を作らなくなりました。
ただ、まだサンゴ砂が足りなかったのか、その後も結構探し回っていました。
まだ、小山を作ったりすることも次の通販のタイミングで “粗目” を購入してあげようかと思います。